舗装

遮熱性舗装「クリンウェイクール」

遮熱性舗装は、日射エネルギー量の約半分を占める近赤外線を高反射して、舗装路面の温度上昇を抑制する舗装です。

概要

遮熱性舗装は、日射エネルギー量の約半分を占める近赤外線を高反射して、舗装路面の温度上昇を抑制する舗装です。舗装表面に赤外線を反射させる遮熱性樹脂を塗布したり、遮熱モルタルを充填することにより、一般の密粒度アスファルト舗装に比べ夏季における昼間のアスファルト舗装の路面温度を10℃以上低減でき、夜間も舗装からの放熱量を減らすことができます。
また、排水性舗装などに適用した場合には、舗装が有する透水機能や騒音低減効果と、路面温度の上昇抑制機能が両立する舗装となります。さらに、一般の  舗装よりも表面温度の上昇を抑制できるため、歩行者空間や沿道の熱環境の改善、ヒートアイランド現象の緩和が期待されます。

特徴

1.路面温度の上昇抑制効果があり舗装蓄熱量が減少します。
2.排水性舗装に遮熱性樹脂を適用した場合は、排水機能と騒音低減効果の両立も可能です。
3.遮熱材による表面保護効果により骨材の飛散が減少します。
4.路面温度が低下することにより、舗装体の耐流動性が向上します。
5.着色可能な表面処理工法であるため、景観舗装としても利用が可能です。

用途

1.一般道路、都市内幹線道路、歩道
2.駐車場、街路

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