建築

天井内耐震化システム「TEC工法(準構造仕様)」

概要

TEC工法では、標準仕様・水平補強仕様を開発し、実際の施設で御使用いただき高い評価を頂いております。
しかしながら、全てのシチュエーションに対して、万能な訳ではありません。
  ・水平補強材が流れた場合、点検が困難になる。
  ・TEC工法をもってしてもダクトを配置しにくくなる。
  ・外周部のエキスパンションをなくしたい。
等の要望があり、それらの問題を解決する工法として「準構造仕様」を開発いたしました。

特徴

1.準構造仕様は、野縁受けとして角パイプ(32×14×1.6)を使用しています。
2.受け構造材は、角パイプ・C型鋼のどちらでも対応可能です。
3.受け構造材ピッチは1200mmで、天井固有周期が0.05となります。
4.構造計算により、デザインの自由度が上がります。
5.吊り天井の適用外となる為、端部のクリアランスは不要になります。

用途

準構造仕様は、特定天井の基準から除外されます。
実際の利用されている天井としては、
  ホール(県民会館、市民会館、音楽ホール、公会堂等)
  体育館・プール・武道場等
  エントランス(庁舎、高層ビル等の1階エントランス)
  病院(エントランス、手術室等)
  防災を目的にしている部屋(防災室・大会議室・議会室・避難所・電算室等)
  人が多く集まる所(ショッピングモール・工場・食堂等)

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